パイナップルポークについて
パイナップルポークとは?
パイナップルポークとは?
「安全で美味しい、沖縄県産の豚肉を食べてもらいたい」という養豚農家である神谷ファームと私たちカネマサミートの想いから誕生した沖縄生まれ沖縄育ちの豚です。乾燥させたパイナップルを配合した飼料を食べて育った豚であることから、「パイナップルポーク」 「パイナップルポークあぐー」と名付け、カネマサミートオリジナルのブランド豚としてご提供しています。また、沖縄県の豚といえば琉球在来種「アグー豚」。「パイナップルポークあぐー」は、沖縄県アグーブランド豚推進協議会から琉球在来種アグーの認定を受けており、より品質が高く、出荷頭数も少ないため希少性の高いアグーブランド豚のうちの一つです。
品種
パイナップルポーク
ランドレース種と大ヨークシャー種を親にもつ豚(LW)の雌に、
デュロック種(D)の雄を交配させてうまれて三元豚(LWD)です。
旨さの理由
その1
こだわりの飼料と水
パイナップルポークは、その名前を見てもわかるように、乾燥させたパイナップルを独自配合した飼料を与え飼育しています。パイナップルを飼料に混ぜているため、パイン酵素が働き、肉質を柔らかくしています。 また、飲料水として神谷ファームの所在地である糸満市(いとまんし)沖からくみ上げる天然の海洋深層水を使用しており、パイナップルポークの飼育にかかる日数は、一般豚をよりも旨みをだす為1~2か月程長くしています。
太陽の光を浴びて育ったパイナップルには、糖質をエネルギーに変える手助けをしてくれるビタミンB1が含まれています。また、プロメラインという酵素の働きで腸の消化器系の負担を軽くし、消化吸収を高める働きもするため、従来飼育してきた豚と比べると健康面を各段に向上させる事が出来ました。
その2
お肉の質
“ヘルシーな脂身”
カロリーや脂質が一般豚と比べると1~2割少なく、さっぱりとした味わい。きめ細かで甘みのある脂身は美味しさの秘訣。
“やわらかくてジューシー”
独自のパイナップル配合飼料を与えることで、肉質はやわらかくジューシー。また、旨み成分であるアミノ酸成分(ロイシン、リジン、グルタミン酸)が多く含まれているため、肉の味がしっかりしていて味わい深い。
“ビタミンB1が多い”
一般的な豚肉と比べるとビタミンB1が豊富に含まれている。ビタミンB1は炭水化物をエネルギーに変える性質をもっていて、疲労回復に効能があるとされています。食品の中で最も多く含まれているのが豚肉。パイナップルポークはそれが1.5倍も多いんです!
パイナップルポーク | 通常の豚肉 | |
---|---|---|
エネルギー | 265kcal | 291kcal |
脂質 | 18.5g/100g | 22.6g/100g |
ビタミンB1 | 1.04 | 0.7 |
※沖縄県環境科学センター
その3
愛情いっぱい神谷ファーム
パイナップルポークを365日休むことなく愛情いっぱい育てているのは糸満市にある神谷ファームの神谷さん一家。神谷ファームの豚舎では、常に豚の汚物が水できれいに流されているため臭いが少なく、きれいな状態を保っています。2015年には、各豚舎に空調設備を導入し、豚のストレス軽減につとめています。
それから、生まれて間もない子豚が快適に過ごしやすいように、室内の温度を保つライトが入った保温室で飼育しています。また、伝染病の心配があるため、一般の方の立ち入りは一切禁止にしています。とにかく豚ファーストです。
その4
宇良の想い
パイナップルポークの発案者である宇良は、「後継者不足や飼料高騰で苦境にある県内畜産農家を応援したい」という想いを胸に、“県産あぐーよりも手頃な価格で安心して食べられる美味しい豚肉づくり”を目指していました。実現に向けて手を取りあったのが神谷ファームの神谷誓男(ちかお)さん。共同開発のもとに誕生したパイナップルポークは宇良にとっても、養豚農家である神谷さんにとっても希望でした。 パイナップルポークの商標については、「日々飼育に勤しむ農家にこそ持ってほしい」という宇良のたっての願いがあり、神谷ファームが取得しています。
パイナップルポークあぐー
沖縄県アグーブランド豚推進協議会の認定基準をクリアした令和4年のアグーブランド豚指定生産農場は、13戸。パイナップルポークあぐーは、「アグーブランド豚指定生産農場」として認定された神谷ファームさんで飼育されているアグーブランド豚の一つです。